2024/05/31 17:36



『産後・授乳中に良い食べ物・NGな食べ物は?』


産後、赤ちゃんのために摂りたい食材や、反対に食べたらNGなものが気になりますよね。


ママが元気に過ごすために、産後・授乳中に摂りたい栄養素と食べ物についてご紹介します!




産後・授乳中に気をつけたい健康トラブル

産後の身体の変化や、お世話による睡眠不足から、さまざまな健康トラブルが発生しがちです。


気をつけたい健康トラブルと、おすすめの栄養素をご紹介します。


■貧血

出産時の出血や母乳によって鉄が不足すると、貧血が起こりやすくなります。


産後の貧血は、母乳の質を下げるほか、メンタルにも悪影響です。


貧血対策には、鉄やビタミンB12、亜鉛などがおすすめです。


■抜け毛

産後の抜け毛はホルモンバランスによる影響のため、元に戻るといわれていますが、健やかな髪のためには、十分な栄養素が不可欠です。


髪の健康に関わる栄養素は、タンパク質と亜鉛、ビタミンB6です。


■疲れ

出産の疲れや、赤ちゃんのお世話による睡眠不足や貧血によって、疲れを感じやすくなります。


産後3ヶ月程度までは特に疲労を感じやすく、産後4ヶ月になっても、妊娠前と比べて強い疲労を感じるようです。


疲れ対策には、タンパク質やビタミンB1、GABA、イミダゾールペプチドなどの栄養素が適しています。




産後の食事のポイント

産後に必要なカロリーは、18歳〜29歳で1950kcal、30歳〜49歳なら2000kcalです。


授乳中のママは、プラス350kcal必要です。


ママの回復や母乳のためにも、たっぷりとカロリーが必要ですが、栄養バランスの質も意識しましょう。


産後は水分も大切です。


季節によっても違いがありますが、1日に必要な水分は2,000〜2,500ml、2リットルペットボトル1本分が目安です。


母乳のためにも水分が必要ですし、便秘対策のためにも水分不足にならないように注意しましょう。





授乳中に控えたい食べ物

インスタント食品やファストフードなど、脂っこい食べ物は、消化に時間がかかります。


また、ビタミン・ミネラルの不足にもつながるので注意しましょう。


授乳中のアルコールは、赤ちゃんへ悪影響のためNG


母乳を通して赤ちゃんに入り、脳や発達などへ影響を及ぼす恐れがあります。


お酒と同様、カフェインも母乳に移ることが分かっています。


赤ちゃんがカフェインを摂り過ぎると、不眠や興奮などの影響があると分かっています。


厚生労働省は、授乳中はコーヒーなどカフェインを含むものについて、1日1〜2杯なら問題ないとされていますので、適量に留めておきましょう。




授乳中に摂りたい栄養素と食べ物
特に大切な栄養素を4つご紹介します。


■タンパク質

タンパク質は、筋肉をはじめ、肌や髪の毛、爪、臓器やホルモン、さらに抗体の構成要素です。


産後ママは1日に70gと普段よりも多くのタンパク質が必要です。


肉や魚、乳製品、卵、大豆製品などを毎食欠かさず摂るといいですね。


■鉄

食品に含まれる鉄分には、豚レバー鶏レバー、赤身の魚に多く含まれている「ヘム鉄」。


野菜や卵、牛乳などに多く含まれる「非ヘム鉄」に分かれており、ヘム鉄は非ヘム鉄よりも吸収が良い点が特徴です。


鉄の吸収率がアップする、たんぱく質やビタミンCと一緒に摂るといいですね。


■葉酸

葉酸は細胞分裂をサポートし、身体の回復を支える役割もあるので、産後のダメージ回復のためにも必要です。


ブロッコリーやえだまめ、ほうれん草などに豊富に含まれます。


■カルシウム

授乳中はエストロゲンの分泌が減り、カルシウムの吸収が悪くなるため、積極的に補いましょう。


牛乳やヨーグルト、木綿豆腐、小松菜などに含まれます。特に乳製品のカルシウムは吸収が良いのでおすすめです。




忙しい産後の食事をサポート!

産後は、タンパク質・鉄・葉酸・カルシウムが特に必要です。


食事からバランス良く食べられると理想ですが、赤ちゃんのお世話があると料理する時間も気力も足りないことも。


マミーズプロテインは、タンパク質をはじめ、鉄・葉酸・カルシウムなど、各種ビタミン・ミネラルをマルチに配合しています。


赤ちゃんのためにも、ママの栄養は大切です。栄養フル充電で、元気に過ごしてくださいね!