2024/05/18 11:39




「第三のミルク」と言われるアーモンドミルクを飲んだことはありますか?


牛乳・豆乳に次ぐ飲料として注目されており、スーパーやコンビニでも見かけるようになりました。


アーモンドミルクは、牛乳と同じようにプロテインを混ぜても美味しく召し上がれます!


「どんな味?」「身体に良いイメージはあるけど、牛乳とどう違うの?」と思う方に向けて、アーモンドミルクの栄養や美容・健康効果についてご紹介します!




■アーモンドミルクとは?
アーモンドミルクとは、アーモンドと水を原料とした植物性の飲料です。

「ミルク」と呼ばれますが牛乳ではありません。

メーカーによって原材料や作り方は異なりますが、一般的にはアーモンドを水に浸して細かく砕き、こして作られます。

日本では2013年より販売がスタートしています。


■アーモンドミルクはどんな味?

アーモンドミルクは、アーモンドの香ばしい風味やコクがありますが、牛乳や豆乳よりあっさりしています。


後口はアーモンドの風味がありながらも、すっきり飲めるでしょう。


牛乳のミルキーな風味や豆乳の大豆の風味とは全く異なる味わいを楽しめます。





■粒状のアーモンドとどう違う?メリットは?

アーモンドミルクなら、アーモンドを細かく砕いて作っているので、粒状のアーモンドよりも2倍以上消化が良くなり、栄養素の吸収率が高まります。


アーモンドが持つ美容・健康の効果をより高められるでしょう。



■アーモンドミルクの栄養素

牛乳や豆乳の栄養素と比較しながら、アーモンドミルクの栄養素の特徴をみていきましょう。


【アーモンドミルク・牛乳・豆乳の栄養素(200mlあたり)】


※参考:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

牛乳や豆乳と比べて、アーモンドミルクは低カロリーで脂質も少なめです。


そのため、ダイエット中などカロリーを抑えたいときにも役立ちます。


さらに、アーモンドミルクは食物繊維が豊富です。


牛乳よりカルシウムは少ないですが、豆乳の約2倍含まれています。


ただし、牛乳・豆乳と比較してアーモンドミルクはタンパク質が少なめです。


アーモンドミルクの注目すべき栄養素はビタミンEです。


ビタミンEは細胞の酸化を防ぐため、老化を防ぐ「若返りのビタミン」とも呼ばれています。


さらに、ビタミンEには血流を促すため、冷え改善や美肌にも役立つビタミンです。


アーモンドミルクなら、コップ1杯(200ml)で1日分のビタミンEを補えます!



■アーモンドミルクの種類

アーモンドミルクの中にも種類があります。


砂糖で甘味をつけたアーモンドミルクなら、優しい甘さを楽しめます。


メーカーによって名称が異なりますが、砂糖入りを「オリジナル」と称している場合もあります。


ほかにも、コーヒーなどで風味付けしたものや、くるみなどのナッツを加えたアーモンドミルクもあります。


甘味のあるプロテインを割るときは、砂糖を加えていない「砂糖不使用」のアーモンドミルクが使いやすいでしょう。




■プロテインとアーモンドミルクの相性

プロテインと組み合わせることで、アーモンドミルクに少ないタンパク質を補うことができます。


アーモンドミルクで溶かすと、牛乳や豆乳と同様にまろやかな風味を味わえます。


コーヒーやココア系はもちろん、アーモンドの風味とフレーバーの風味が喧嘩することが少ないため、抹茶系やフルーツ系のフレーバーともよく合います。


「カロリーを抑えたいけどコクのあるプロテインにしたい」「牛乳は苦手だけどコクを増やしたい」という時にもおすすめです。


■まとめ

食物繊維とビタミンEたっぷりのアーモンドミルクとプロテインを混ぜることで、より美容・健康の効果を高められます。


アーモンドの香ばしい風味とすっきりした後口で飲みやすいため、牛乳や豆乳が苦手な方もチャレンジしやすいでしょう。


アーモンドとプロテインの相乗効果で、ぜひ美容や健康にお役立てくださいね。