2024/03/05 15:30


産後・授乳中にカフェインはNGなのか気になるママも多いかもしれません。


赤ちゃんへどんな影響があるのか不安になってしまいますよね。


授乳中ママのカフェインの目安量と、カフェインが含まれる飲み物・ノンカフェインの飲み物についてご紹介します。





■産後・授乳中のカフェインはNG?





授乳中のカフェイン摂取について完全にNGとはされていません。


厚生労働省の「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」では、授乳中において、お酒以外は食べてはいけない食品はないと示されています。


同じく厚生労働省の「ママのための食事BOOK」では、コーヒーなどカフェインを含むものについて、1日1〜2杯なら問題ないとされています。




■カフェインは赤ちゃんに影響ある?


一般的には、適量のカフェインは眠気を覚ます効果がありますが、多量に摂ると身体に有害な影響があり、心拍数の増加や興奮、不安、震え、不眠などを引き起こすことがあります。


カフェインは母乳にも移行することが分かっています。赤ちゃんの場合は、少量でもカフェインの影響を受けやすいと考えられており、カフェインを摂り過ぎると、赤ちゃんに不眠や興奮などの影響が現れることが分かっています。


ちなみに、妊娠中にカフェインを摂り過ぎると、お腹の中の赤ちゃんの発育に影響が出る恐れがあるので注意しましょう。




■授乳中のカフェインの目安量は?


授乳中のカフェインは一切NGとはされていませんが、赤ちゃんへの影響を踏まえて適量に抑えたいですね。


日本ではカフェインの目安量が明確に決められていませんが、お伝えした通り、厚生労働省においては1日1、2杯なら問題ないとされていますので、目安にすると良いでしょう。




■カフェインが含まれる物


どのような飲み物にどれくらいカフェインが含まれるのかみていきましょう。

エナジードリンクは、メーカーによってカフェイン量に差があります。エナジードリンク以外の飲み物では、やはりコーヒーにカフェインが多く、100mlあたり60㎎含まれています。


コーヒーカップは約120mlなので、コーヒー1杯あたりのカフェイン量は約70㎎です。紅茶のほかにも、ほうじ茶や玄米茶などにもカフェインが含まれています。


飲み物以外では、チョコレートにカフェインが多く、特に高カカオチョコレートには、コーヒーとほぼ同量または2倍程度のカフェインが含まれています。


例えば、カカオ70%のチョコレートの場合は、100gあたり110㎎、2かけ分(10g)で約11㎎のカフェイン量になります。






■ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェの違い

カフェインが気になる時に頼りになるのがノンカフェインやカフェインレス、デカフェの飲み物です。


【ノンカフェイン】

そもそもカフェインが含まれていないもの

ハーブティー、ルイボスティー、たんぽぽコーヒーなど


【カフェインレス】

カフェインを90パーセント以上除去したもの

フェインレスコーヒー、カフェインレスティーなど


【デカフェ】

通常のコーヒーなどからカフェインを除去したもの

デカフェ(ディカフェ)コーヒーなど


カフェインレスとデカフェはほぼ同じ意味です。


例えばデカフェのコーヒーなら、100mlあたり6㎎とわずかにカフェインが含まれていますが、通常のコーヒーの1/10量までカフェインを抑えられます。



■ノンカフェインの飲み物を紹介



カフェインが気になる産後ママにおすすめのノンカフェインの飲み物をご紹介します。


【麦茶】

ミネラルが豊富で苦味が少なめ


【黒豆茶】

血流を促すポリフェノール「アントシアニン」が豊富


【コーン茶】

とうもろこしの甘みと香ばしさが楽しめるお茶


【ルイボスティー】

抗酸化作用も期待できるお茶


【たんぽぽコーヒー】

たんぽぽの根から作った飲み物


■まとめ

産後のカフェインについてご紹介しました。


授乳期のカフェイン摂取について、一切NGとはなっていませんが、赤ちゃんへの影響を踏まえて、適量を楽しむようにしたいですね。


マミーズプロテイン宇治抹茶フレーバーのカフェイン量は1杯あたり30㎎であり、紅茶1杯分とほぼ同量です。


カフェインが気になる方の場合、瀬戸内レモンやフレッシュマンゴーフレーバーがおすすめです。


授乳ママは食べ物や飲み物に気を遣いますが、制限がある中でもお好きな飲み物を探してみてくださいね!